ふじっぴーが解説! 食品ロスってなぜ問題なの?

2024年3月27日

皆さんは、「食品ロス」という言葉を聞いたことがありますか?
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
そんな食品ロスが地球規模の問題になっています。
動画では、食品ロスの問題点や食品ロスを減らすためのポイントをふじっぴーと一緒に解説します!


食品ロスはどんな場面で発生する?


たとえば、バイキングなどでの食べ残し、食品の買いすぎで手をつけられず、
消費できないまま期限が切れてしまったとき、野菜や果物の皮をむきすぎて
しまったときなど、生活の様々な場面で発生します。


食品ロスはどのくらい発生している?


日本では、年間500万トン以上の食品ロスが発生しています。
これは、一日一人当たりお茶碗一杯分のごはんを捨てているということなんです。
日本全体では、毎日100,000,000杯もの食品が捨てられている計算になります。


食品ロスはどんな問題につながっている?


◆地球温暖化やお金を無駄にすることにつながっています。

捨てられてしまった食べ物は、ごみ処理場に運ばれ、燃やされて、最後は埋められます。ごみを運ぶときや燃やすときなどに二酸化炭素が発生して、地球温暖化につながったり、ごみの処理には年間約2兆円も税金が使われています。


◆飢餓の問題や動物の命や資源の無駄にもつながっています。

日本では9人に1人の子どもが食べ物に困っています。世界では、つくられた食べ物のうち約3分の1が捨てられてしまっています。


食品ロスを減らすための3つのポイント


①かしこく買う
すぐに食べるときは商品棚の手前から取る「手前どり」をしましょう。
買い物の前に今ある食材を確認したり、賞味期限・消費期限を正しく理解することも大切です。

②使いきる
冷蔵庫は見やすく整理しましょう。
食材を無駄なく使ってみたり、食材を良い状態で保存することも食品ロスの削減につながります。

③食べきる 
残った料理はリメイクしてみましょう。
料理は少なく盛り付けたり、予定や体調を把握することも心掛けましょう。

食品ロスはどんな人にとっても身近な問題です。
食品ロスを減らすことは、SDGsの達成にもつながります。
皆さんもできることから実践してみましょう!

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