フカボリ
移住してみてわかった!静岡県の魅力
2024年6月25日
今回は静岡市の地域おこし協力隊として活動する星野さんを訪問しました。令和5年10月に東京都から静岡市駿河区用宗に移住された星野さん。移住を通して知った静岡県の魅力や、移住を考えている方に伝えたいことを伺いました。
目次
1.どうして静岡へ?
ー移住を考えたきっかけと静岡県を選んだ理由を教えてくださいー
学生時代は、留学や旅行でたくさん海外へ行っていました。しかし、コロナ禍で日本にいる時間が長くなった時、日本は東京以外あまり知らないということに気づきました。東京から出て地方に行っている友達もいて、地方の魅力も知りたいと思っていたところに、知人から、静岡市が地域おこし協力隊を募集していると聞きました。
主に首都圏のテレワーカーをターゲットに移住促進するという活動テーマで、隊員自身もリモートワークができる、東京との行き来もできるという内容でした。そして友達が何人か静岡県にいたこともあり、話を聞いたその日に応募を決めました!
2.実際に住んでみてわかった、あんなこと、こんなこと
ー応募は即決されたようですが、移住するにあたり不安だったことはありますか?ー
正直、静岡市には何があるんだろうと思っていました。静岡市と聞いて思いつくレジャーがあまりなく、遊ぶところはあるのかなと思っていました。
ー実際はどうでした?ー
実際は超楽しいです!山と海と川があってなんでもできますし、イベントも多いので、そこでいろいろな人とつながれます。温泉も静岡市葵区の梅ケ島や隣町の川根など東京にいたときは知らなかった良い場所がたくさんあります。食べ物も、わさびにお魚、果物もお茶もおいしいです。静岡市、そして静岡県のいいところをもっとみんなに伝えたいですし、まだまだ自分が行ってみたいところがたくさんたまっています。
ー今はどんなことをされていますか?ー
まずは自分が静岡市や静岡県の魅力を知って楽しむことが大切だと思ったので、とことん人に会って、コミュニティを広げています。
また、東京都のコワーキング(場所の縛りがない環境で働く方たちのワークスタイル)のコミュニティにも顔を出したり、静岡市の「お試しテレワーク体験※」を利用して市内に滞在している方のアテンドをしたりしています。
これまで知らなかったことや場所が静岡県にはたくさんあるので、広報も大事だなと思います。
※静岡市への移住を検討している首都圏在住のテレワーカーを対象に、静岡市でテレワーク勤務をする際の交通費・宿泊費・施設利用料の一部を市が支援してくれる制度
ーそのほかに移住して気がついたことはありますか?ー
静岡県の人は朗らかで穏やかな人が多いと感じます。
また、いろいろなつがなりができる中で、一次産業がより身近になりました。桃や野菜などの無人販売があったり、先日はお茶摘み体験をしてきました。地元で農業を始めた同世代の方にも出会えたし、農業とITの技術をシェアできるような活動をしている別の地域の隊員の方とのつながりもでき、そのお手伝いにも行っています。
ー静岡県に来て始めたことはありますか?ー
釣りをして、魚をさばけるようにもなりました!
それから、クラフトビールがおいしいです。用宗の地下水を使って造っている醸造所があったり、クラフトビールのマップを作っている方もいます。
そういった場所に行くと、ビジネスのつながりも生まれますし、県外の方にも具体的な話をしながら静岡県を紹介できます。
また、茶畑の近くでキャンプをしたり、お茶の入れ方や飲み方も知ることができて、新鮮な日々を送っています。
3.やっぱり静岡がイチバン!?
「旅行などでもあまり来たことがなかった静岡県ですが、先ほどお話したようないいところがたくさんあるので、もっと多くの方にそれを伝えたいですし、友達や親世代にも遊びに来てほしいです。」と話してくれた星野さんのこれからについてもお聞きしました。
ー今後の夢や目標はありますか?ー
一つは外国人を呼び込むことです。これからは経験や体験が重要になると思うので、まずは自分自身がもっと静岡県のことを知って、伝えていきたいです。英語が話せることや教員免許も生かせたらいいなと思います。
それから、せっかくなので野菜も育ててみたいと思っています。まずはお手伝いをしながら勉強していきたいです。
ー最後に移住を検討している方へのメッセージをお願いしますー
静岡県は自然の要素でないものがないくらい、海も山もあって、もちろん富士山もあって自然が豊かです。それから温暖な気候でとても住みよい所です。首都圏からのアクセスも良いです。
また、移住を決めかねている方にもいい県だと思います。移住の第一歩として試してみるのもいいかもしれません。
そして、移住者のコミュニティがしっかりあるので安心です!
▲7月オープン予定のワーケーション施設(静岡市駿河区用宗)の共用スペース(左)と外観(右)
取材を終えて
静岡県に長く住んでいると、どこか日常になっている部分もありますが、改めてその魅力を考え、また笑顔の素敵な星野さんの魅力にも触れることができた取材でした。「移住の第一歩」に静岡県がおすすめ、という星野さんの言葉がとても印象的でした。これからのご活躍が楽しみです。
移住を考えている方もぜひご参考にしてください。
取材後は星野さんに用宗の漁港と海に連れて行っていただきました。
―――↓問い合わせ―――――――
県広聴広報課 電話054(221)2231 FAX054(254)4032