フカボリ

静岡県が取り組むSDGsへの取り組みにご注目!あいおいニッセイ同和損保を取材!

2025年1月6日

みなさんこんにちは。

ふじのくにメディアチャンネル学生特派員の大石です。

静岡県は、子どもたちが持続可能な社会の創り手となり、県内にSDGsの理念を広く根付かせることができるよう、学校における児童・生徒のSDGs達成に向けた取組動画を募集し、優れた取り組みを表彰しています。
これは、「静岡県SDGsスクールアワード」という事業で、県教育長賞、優秀賞、協賛企業賞があり、2023年度は、小中高・特別支援学校から147チームの応募がありました。

今回は、協賛企業であるあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、「あいおいニッセイ同和損保」) 静岡支店 吉村さんにSDGsにまつわるお話を伺いました!

あいおいニッセイ同和損保は、レジリエントでサステナブルな社会の実現のため、【中期経営計画2022-2025 目指す姿】として、
「CSV×DXを通じて、お客さま・地域・社会の未来を支え続ける」を掲げるなど、SDGsに注力しています。

あいおいニッセイ同和損保目指す姿

具体的にどのような活動を行っているのでしょうか?

メディチャン特派員がフカボリしていきます!

インタビュー中の吉村さん(右)と大石特派員(左)

目次

1 あいおいニッセイ同和損保が取り組む「CSV×DX」

2 エコドライブキャンペーンで”脱炭素アクション”の成果を「見える化」!

3 SDGs教育への貢献

あいおいニッセイ同和損保が取り組む「CSV×DX」

CSVとは?

皆さんは、CSVという言葉を聞いたことがありますか?
またこの言葉の意味はご存知でしょうか?

恐らく、この言葉に馴染みのない方も多いのではないでしょうか。

私も、この取材を行う前までは、CSVという言葉自体聞いたことがありませんでした。
CSVと聞いたとき、アルファベット3文字で何となく難しそうだな..と抵抗感がありましたが、今回吉村さんに分かりやすく教えていただき、理解を深めることができました!

―――――――――

以下、吉村さんとの会話の一部です。

吉村さん
「CSV(企業戦略の一環として社会への貢献活動を行うこと)をご説明するに当たって、CSRという言葉を知っていますか?」

大石
「高校の政治経済の授業で学びました。企業の社会的責任のことですか?」

吉村さん
「そうです。そのCSRとCSVは大きく異なっています。
当社が掲げるCSVは、国内外のあらゆる事業を通じて、お客さま・地域・社会とともに社会・地域課題の解決にグローバルに取り組むことです。社会貢献活動と事業をリンクさせていくということがポイントです。
一方で、CSRは企業が社会的責任を果たすことであり、経済的な利益を目指すことが目的ではありません。例としては、寄付や清掃活動を通じた地域活動への貢献などです。」
「CSRの場合、仮に企業の利益が下がると継続が厳しくなってしまいます。長期的に、社会・地域課題の解決に取り組むためには、CSVがより良い考え方であると当社は考えました。」

※CSR
Corporate(企業) Social(社会の) Responsibility(責任)という3つの英単語の頭文字をとったもので、企業の社会的責任を指す。
企業も社会を構成する一員であり、地域社会や環境に配慮した行動をとるべきであるという考え方。

―――――――――

お話を受けて、
CSRとCSVの大きな違いは、社会的責任を果たすことが企業の目的か手段かという点にあると捉えました。

CSR

社会的責任を果たすことが目的であり、企業は事業とは別に活動を行う

CSV

社会的責任を果たすことが手段であり、事業を通じて責任を果たしていく

あいおいニッセイ同和損保が掲げているのはCSVであり、「CSV×DX」に本気で取り組んでいるそうです。

「CSV×DX」とは、最先端・独自の技術やデジタル・データの活用、特色あるパートナーとの協業により、お客さま・地域・社会とともに社会・地域課題の解決にグローバルに取り組むことです。

感想

私は高校時、CSR(企業の社会的責任)について学んだ際、良い側面のみを捉えていました。

確かにCSRを果たすことによって、社会がより良くなり、加えて企業にとってもイメージやブランド認知度のアップなどが期待できるなど、プラスの効果が多くあります。しかし、CSRにはデメリットがあるということも分かりました。
CSRとCSVは混同しやすい用語ですが、それぞれの意味やアプローチ方法の違いについて把握しておくことが大切であると感じました。

また、SDGs=持続可能な開発目標であるので、長期的な継続可能性を考えると、CSVは有効な手立てであると思いました。

エコドライブキャンペーンで”脱炭素アクション”の成果を「見える化」!

突然ですが、
静岡県は、人口10万人当たりの交通事故件数(2023年度)は、全国の中でどれくらいであるかご存じですか?

正解は、全国ワースト2位です。

エコドライブキャンペーンは、このような現状を背景に、“脱炭素アクションの成果を「見える化」&体感してほしい”“安全運転を推進したい”という思いから生まれた企画です。

社有車で営業活動を行う、または自家用車で通勤する方などを対象とし、
県内事業所内の2-5名程度のチームで登録・実施します。

参加事業所・参加者は、テレマタグ(専用の小型電子タグ)とスマホアプリを用いて、“それぞれの運転時のエコドライブ・安全運転度合いなどの現状”と“アクションの効果”等を診断・スコア化して「見える化」します。

上位3チームは表彰予定です。

エコドライブキャンペーンの概要
車両につけるテレマタグとスマホのアプ

■今回の募集は既に終了していますが、今後の取り組みにご注目ください!

感想

キャンペーン内容や用いる技術を掘り下げていけばいくほど、技術の発展に驚かされました。
参加することで、脱炭素やSDGsへの意識が高まったり考え方が変わったりするのではないかと思いました。また、数値化で自分のアクションが目に見えて分かるようになり、今までは何となく過ごしていた部分を見直していけるのではないでしょうか。
ゲーム感覚で取り組めるのも魅力の1つであると感じました。

SDGs教育への貢献

あいおいニッセイ同和損保は、SDGs教育にも力を入れています。

全ての人々が平和と豊かさを享受できる世界を実現するためには、次世代を担う若者への教育が大切になってきます。

具体的には、小学校や大学に、SDGsにまつわる出張授業も行っています。
小学校では、幼い子供たちにも分かるようにビンゴ形式で楽しみながら教えているそうです。
実際に、私も拝見させてもらったのですが、楽しみかつ学べる内容でした!

更に、あいおいニッセイ同和損保は「静岡県SDGsスクールアワード」の協賛企業でもあります。

感想

子どもたちがSDGsについて学ぶことで、現代社会の諸課題にも触れることができます。そういった中で、“持続可能な社会を創っていくためには自分たちにはどのようなことができるのか”というような考えを巡らせながら、これからの未来について他人事ではなく自分事として捉えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
私の生まれ育った静岡県で、各団体、行政そして官民連携でも盛んに取り組みが行われていると思うと、誇らしい気持ちになりました。
この記事を機に、より多くの方々にSDGsへの取り組みを知っていただけると幸いです。

今後とも、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、また静岡県のSDGsへの取り組みにご注目ください!

「「静岡県SDGsスクールアワード2023」審査結果発表の様子」
https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/school/kyoiku/1003777/1046580.html

「あいおいニッセイ同和損保のサステナビリティ取り組み」
https://www.aioinissaydowa.co.jp/sustainability/

「静岡県地球温暖化防止活動推進センター|エコドライブキャンペーン」
https://sccca.net/e-driving/index.html

―――問い合わせ―――――――
県広聴広報課 電話054(221)2231 FAX054(254)4032

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