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中高生が知事と意見交換!静岡県民の日記念イベント「広聴広報課1Day体験」

2024年9月3日

 静岡県は、8月21日を「県民の日」と定めており、子どもたちと県の未来を考え、語ることを通じて、県政の関心を高めてもらうことを目的にイベントを実施してきました。
今年度は、記念イベントとして、静岡県の未来について、中高生たちが知事と意見交換を行い広報記事を作成する「広聴広報課1Day体験」を開催しましたので、その様子をお伝えします。

目次

1.8月21日は「県民の日」!
2.「広聴広報課1Day体験」とは
3.県政・静岡県の未来について知事と意見交換
4.意見交換後は広報記事作成体験!

1.8月21日は「県民の日」!

 明治9年8月21日に静岡県と浜松県が合併して現在の静岡県が誕生したことを記念して、120周年の節目になる平成8年に「静岡県県民の日条例」を制定し、8月21日を「県民の日」としました。
8月21日の「県民の日」を中心に、県有施設の無料開放・見学会、市町・民間協賛事業を行うことにより、県民の郷土に対する関心と理解を深め、県民としての一体感を育みます。

2.「広聴広報課1Day体験」とは

 県民の日の主要行事の一つとして、平成13年度から令和5年度まで、知事等と中学生が静岡県の未来について語り合うことを目的に「こども県議会」を開催してきました。
参加者同士の交流をより促進するために、今年度は、こども県議会に替わり実施し、静岡県の未来について、知事と意見交換して広報記事を作り、広聴広報課の仕事について体験することとしました。

3.県政・静岡県の未来について知事と意見交換

 今回のイベントでは、公募等で集まった県内の中高生26人が参加しました。
まず初めに、鈴木康友静岡県知事から「県民の日の重要な取り組みの一つとして、時代を担う中学生・高校生の皆さんに静岡県のことをしっかり考えていただく体験イベント。静岡県のことをもっともっと深く知っていただいて、皆さんには静岡県を担う人材として成長していただきたい。私も皆さんのご意見やご提言を聞くのを楽しみにしている。」と挨拶がありました。

▲鈴木康友静岡県知事の挨拶

 今回知事と意見交換したいテーマとして参加者から上がってきたのは、「スポーツ」「環境」「子ども・教育」「くらし」「産業」など多岐にわたりました。
 税に関する作文を書いたことがあるという中学生は、付加価値税が25%で世界幸福度ランキング2位のデンマークの例をあげ、「未来のために『預けている』という税への理解が広まるためには県民として何ができるか」を提言しました。「若い頃から税に関心を持って学ぶのは素晴らしい取り組みだと思う」とし、知事が税の仕組みや使い方などを答えました。

▲オンラインで参加した生徒も含めての意見交換

 高校生は、新聞部や探究活動を行っている生徒が、日々の活動の発表や、東部地域の取り組みなどについて知事と意見を交わしました。

▲日頃の取り組みを発表し、県へ提言する生徒

4.意見交換後は広報記事作成体験!

 意見交換終了後、一部のグループは、意見交換の内容を基に、記事を作成する体験を行いました。
作成した記事は、後ほど知事に見せるため、生徒たちは気合いが入ります。
約30分と短い時間での体験のため、生徒同士で協力したり、広聴広報課の職員がサポートしたりして
作成しました。

▲協力して記事作成をする生徒
▲中高生が作成した記事

 記事が完成し、本日の振り返りとして、知事に完成記事を報告しました。
 知事からは、「短時間の間にこんな素晴らしい記事を作成したことに感激している」と言葉がありました。

▲完成した記事を知事に報告


 最後に、知事から、「他校の生徒のさまざま意見や提言を聞いて参考・刺激になったと思う。こういった活動は将来の大きな糧になるので、今日の経験を生かして頑張ってもらいたい。さらにブラッシュアップして、県や地域のことを知っていただき、県を好きになって将来の静岡県の担い手になってもらいたい」と激励の言葉がありました。

参加した中学生に感想を聞いてみました。

西藤さん

「知事と対面して話すのはなかなかできない体験だったので、すごいいい経験になったと思います。知事の答えと自分の想像している答えが同じ部分もあったけど、違う部分もあったので、勉強になりました。」

松下さん

「とても貴重な機会をいただけて、自分が持っていた意見を知事に直接聞いてもらうことができて、自分も静岡の政治に取り組めているという実感が持てました。これからも静岡の未来についてたくさん考えて行動に移していきたいです。」

ー田上さん

「静岡県にもっと関心をもったり、興味が湧いたりしました。また、広聴広報課の仕事を学ばせていただくことができて、将来の仕事に興味が持てたし、とても面白いなと思いました。」

ー最後にー

 参加した生徒からは、「普段交流ができない中学生や他校の高校生の意見を聞けて、刺激的な会になりました」などの感想があり、若い世代の方々が、真剣に静岡県を考えて、よくしたいと思っていることに、県としても業務の参考になるものがありました。

動画でも様子を確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
県政ニュース 
https://fmc.pref.shizuoka.jp/movie/7097/

―――↓問い合わせ―――――――
県広聴広報課 電話054(221)2231 FAX054(254)4032

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