フカボリ

就活カフェNANA-SHOKUの魅力 ~就職活動に悩む学生をサポートします~

2025年5月9日

目次

1.就活カフェNANA-SHOKUとは

2.利用学生からコンシェルジュになるまでの話

3.学生コンシェルジュにインタビュー

1.就活カフェNANA-SHOKUとは

みなさんこんにちは。静岡県広聴広報課インターンシップ生の岡本です。

広聴広報課のインターンシップでは、「県民だより」の構成会議への参加や、「県民の日」イベントの運営サポート、知事記者会見の見学など、広報の最前線を体験させていただきました。

今回の記事では、インターンシップを通じて得た学びやスキルを生かして、自ら取材・執筆にチャレンジします。

取材テーマは、私自身も関わっている「就活カフェNANA-SHOKU」です!

実は私、岡本もスタッフ……いえ、“コンシェルジュ”として勤務しています。

(就活カフェNANA-SHOKUでは、スタッフのことを「コンシェルジュ」と呼んでいます)

今回はそんな就活カフェNANA-SHOKUを、「コンシェルジュ」としての視点、そして「一人の学生」としての視点、両方からフカボリしていきます!

就職活動に悩む学生をサポートする「就活カフェNANA-SHOKU」は、常設型の就活支援スペースとして、学生が未来への一歩を踏み出すお手伝いをしています。

「自分のやりたいことが分からない」「情報収集の方法が分からない」「面接が不安」――そんな悩みに寄り添うのは、就職活動を経験した現役大学生の“コンシェルジュ”たち。自身の実体験をもとに、相談者一人一人の課題に真剣に向き合い、解決のサポートをしています。

カフェを訪れれば、企業や他の就活生との新たな出会いや対話を通じて、自分の可能性を広げるきっかけにもなります。リラックスできる雰囲気の中でドリンクを楽しみながら、自分らしい就職活動と向き合える環境が整っています。

なお、学生はドリンク、Wi-Fi、コンセントを全て無料で利用することができます。

▲カフェで楽しめる飲み物や書籍

▲学生コンシェルジュ

2.利用学生からコンシェルジュになるまでの話

就活カフェNANA-SHOKUとの出会いは、大学2年生のとき。

「就職活動って、何から始めればいいんだろう…」そんな漠然とした不安を抱えていた僕は、通っている大学のキャリア支援課からの紹介でこのカフェを知りました。

初めて訪れたとき、外観はまるでおしゃれなカフェ。

「ここで合っているのかな?」と戸惑いながらも、思い切って店内へ足を踏み入れると、学生コンシェルジュの方が温かく迎えてくれました。

学生は1杯無料の抹茶ラテを注文し席に座ると、店内には心地よいBGMと落ち着いた雰囲気。

そんな中、コンシェルジュの方が声をかけてくれ、僕の悩みにじっくり耳を傾けてくれました。

あのときの僕は、不安をぶつけるような話し方しかできなかったかもしれません。

それでも「大丈夫だよ」と言わんばかりに受け止めてくれて、やりたいことの整理や就活の進め方について分かりやすくアドバイスをくれました。

その日を境に、何度もカフェを訪れるようになりました。報告に行くたび、自分の課題がはっきりして、次に何をすべきかが見えてくる。

面接練習や自己分析を重ね、やがて第1志望の企業から内定をいただくことができたのです。

この経験を通じて、僕の中に一つのビジョンが生まれました。

「全ての人が、自分の可能性を信じて成長できる社会を創りたい」

僕自身、自分を信じることで成長できたからこそ、次は誰かを支える側になりたいと思うようになりました。

そして、その想いを実現する最善の場所が、まさにこの就活カフェNANA-SHOKUだったのです。

今、不安を抱える学生はたくさんいます。

だからこそ、僕がまずはその人の可能性を信じたい。そして、一緒に前へ進んでいきたい。

そう考え、自ら学生コンシェルジュになることを決意しました。

このカフェは、僕にとって「人生が変わった場所」です。

自分の可能性を信じることができたあの日のように、今度は僕が誰かにそのきっかけを届けたい。

そんな想いを胸に、今日もNANA-SHOKUで学生の背中を押していきます。

3.学生コンシェルジュにインタビュー

今回は、就活生を日々支えるコンシェルジュの矢本さん、鈴木さん、遠藤さん、そして元利用学生で現コンシェルジュの谷口さんにインタビューしました。

コンシェルジュだからこそ分かる就活カフェの魅力や、効果的な活用方法を伺いました。

――就活カフェならではの魅力はどんなところにあると思いますか?

矢本さん: やっぱり「カフェであること」が大きいですね。就活に特化した場所なのですが、同時に“居心地のよさ”も大切にしています。学生さんの過ごし方もさまざまで、集中して作業する人もいれば、おしゃべりしたり勉強したりしている人もいます。

「就活しなきゃ」と気負わずに、大学生活の一部として自然に就活に触れられる場所になっているのが、このカフェの魅力だと思います。

「コーヒーを飲みながらエントリーシートを見直す」とか「コンシェルジュと面接練習をする」など、ラフな雰囲気の中で就活できるのがポイントですね。

――どんな学生に利用してほしいですか?

鈴木さん: 就活を始めたばかりの方から、選考中の方まで、どんな方にも来てほしいです。特に「就活が何も分からない」という人にとって、ここは本当に心強い存在だと思います。

「何から始めればいいのか分からない」「自己分析の方法が分からない」「企業選びに悩んでいる」――そんな方こそ、気軽に活用してみてほしいですね。

遠藤さん:一人で就活を進めるのが不安な人、仲間を見つけたい人にもおすすめです。同じように就活に向き合う学生や、私たちコンシェルジュと情報交換できるのも、就活カフェならではの良さだと思います。

――谷口さんは利用者からコンシェルジュになったとのことですが、就活カフェをどのように利用していましたか?

谷口さん: 好きなタイミングでエントリーシートの添削や面接練習ができることが魅力でした。本選考やインターンシップ選考の時期は週1~2回、秋頃には月2~3回のペースで通っていました。

岡本:実際に利用してみて、どんな点が良かったですか?

谷口さん: 複数のコンシェルジュの方から異なる視点でフィードバックがもらえることですね。それによって自己理解が深まり、自信を持って自分を表現できるようになりました。

岡本:最初に感じていた不安などはありましたか?

谷口さん: 利用前は敷居が高く感じて、「準備してから行かないといけないのかな?」と緊張していました。でも実際は、スタッフの方が親切に進め方を教えてくれて、リラックスできました。就活以外の話もできて、すごく居心地のいい空間でした。

岡本:大学のキャリアセンターとの違いはありますか?

谷口さん: 大学だと予約が取りづらかったり、時間が限られていたりして、就活の準備をじっくりするのが難しかったです。でもカフェでは、自分のペースで取り組めるので、しっかり準備ができました。

岡本: 最後に、カフェを活用してどんな成果がありましたか?

谷口さん: 添削や面接練習のおかげで、いくつかのインターンシップ選考に通過し、最終的にはカフェで出会った企業から内定もいただけました。本当にカフェのサポートが大きな力になりました。

▲落ち着いてリラックスできる空間


―おわりにー

今回は、広聴広報課インターンシップ生として記事を作成させていただきました。

まずは、インターンシップの受け入れから記事作成の機会までくださった広聴広報課の皆さまに、心より感謝申し上げます。

最後に、少しだけ私の夢についてお話させてください。私は「全員が自分の可能性を信じられる社会」を創りたいという夢があります。今回紹介した就活カフェでも、頑張る就活生の可能性を信じ、全力で応援したいという思いで働いています。

そして、広聴広報課でのインターンシップを通して、県庁職員の皆さまも「静岡県の可能性」を信じていて、それを多くの人に届けようとされている姿がとても印象的でした。

この記事を読んで少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ「就職カフェNANA-SHOKU」に足を運んでみてください。皆さんの可能性を、心から応援しています!

▲店舗外観

常設型就活カフェ NANA-SHOKU

〒420-0035 静岡市葵区七間町7-8

営業時間 火~金 13:00~19:00(定休日:土日祝月)

利用対象者18〜25歳までの学生(大学・短大・専門学校・大学院生)

※学生証の提示をお願いします。

ホームページ:https://nanacrema.com/lp/nana-shoku/

Instagram  :https://www.instagram.com/nanashoku_1101/

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