しずおかWELL-BE+ Vol.5

県民目線をプラスした新しい静岡県総合計画「しずおかウェルビーイングプラン」

静岡県は、新しい総合計画として「しずおかウェルビーイングプラン」を策定した。
目指す姿は「幸福度日本一の静岡県」
経済的な豊かさや便利さだけでなく、県民一人ひとりが安心して幸せを実感できる社会を実現させる。

しずおかウェルビーイングプラン

幸福度日本一の静岡県

計画では、「未来を創る力」「豊かな暮らし」「県民の安心」の三つの柱を軸に、七つの政策を位置づけている。
これまでの総合計画と大きく異なるのは、政策づくりに「ウェルビーイングの視点」を取り入れた点だ。
県民が感じている幸せや満足感といった「主観指標」と、公的統計やオープンデータなどの「客観指標」を照らし合わせ、県民目線で政策の充実・強化を図る。

ウェルビーイングの視点を取り入れた政策形成

多角的な視点からの分析。県民の実感と客観的指標の関係。年代、性別、地域ごとの特徴など

このページで分かること

  • 新しい静岡県の総合計画「しずおかウェルビーイングプラン」とは
  • 「幸福度日本一の静岡県」に込められた考え方と背景
  • 幸福度調査から見えてきた、県民の実感と静岡の現在地
  • ウェルビーイングの視点を生かした、新しい政策づくり
  • 企業や市町と進める「オール静岡」の幸せづくり
目次
  1. ウェルビーイングとは
  2. 幸福度調査から探る、静岡の現在地
  3. ウェルビーイングで進化する政策づくり
  4. オール静岡で進める、幸せづくり

ウェルビーイングとは

ウェルビーイングとは、経済的な豊かさだけでなく、心身の健康や暮らしの安心、人とのつながりなどを含めた「生きがい」や「満足感」を大切にする考え方である。

本県では、県民一人ひとりが日々の暮らしの中で安心や幸せを実感し、それぞれの幸せが向上していく県を創りたいという思いから、県政運営に共通する考え方として、このウェルビーイングの視点を取り入れている。

「幸福度日本一の静岡県」を目指す姿に掲げ、県民の幸福実感を重視した県政を進めていく。

関連リンク

動画を見る(YouTubeへ遷移します)

幸福度調査から探る、静岡の現在地

幸福度を測り、変化を追い続ける

県が、まず実施したのは「幸福度に関する県民意識調査」だ。調査には、国が作成した「地域幸福度(Well-Being)指標」を用いた。県民の幸福実感をデータとして「見える化」し、より効果的・効率的な政策につなげていく狙いがある。例えば年代別に見ると、30代・40代の幸福実感が相対的に低いなど、ターゲットを絞った対策の手がかりも得られる。

調査は単年度で終わらせず、毎年継続して実施。幸福実感の変化や傾向を捉え、政策立案に生かしていく考えだ。
また、県独自の設問も加え、幸福実感をより多面的に捉える工夫もしている。設問設計には、先行して取り組む自治体の事例も参考にした。

静岡県 幸福度に関する県民意識調査の手法

県民アンケート調査を実施し、県民の幸福実感の現状を把握。今後も毎年度調査を実施し、経年変化を把握・分析

強みと弱みから、次の一手へ

令和6年度調査結果からは、本県の「現在地」がさまざまなかたちで見えてきた。全体として県民の幸福実感は全国平均よりも高く、特に女性の幸福度が高い。「健康状態」「自然の恵み」に対する評価が高い点も特徴といえる。県では、男女ともに「健康寿命」日本一であることや、富士山をはじめとする豊かな自然環境が、幸福実感につながっていると受け止めている。

県民意識調査による幸福度(静岡県と全国)

幸福度平均 静岡県:6.74 全国:6.49

一方で、「雇用・所得」「事業創造」「多様性・寛容性」「移動・交通」分野では実感が低い結果も見られた。これらは、県が以前から課題意識を持って取り組んできた分野でもある。「イノベーション創出」「スタートアップ支援」「ライドシェア推進」「多文化共生社会の構築」などの取り組みは、まさに弱みの克服につながるものだ。県は調査結果をより詳しく分析し、地域ごとの特徴を丁寧に捉えながら、県民の幸福実感の向上につながる政策を検討していく。

県民意識調査結果からの展開

高い分野:自然景観、自然の恵み、健康状態、文化・芸術 低い分野:移動・交通、遊び・娯楽、多様性と寛容性、雇用・所得、事業創造

関連リンク

ウェルビーイングで進化する政策づくり

主観と客観を重ね、七つの重点テーマで展開

幸福度調査で得られた県民の実感をもとに、県は「弱みを補い、強みを伸ばす」という視点から、雇用や所得、文化、防災など、令和8年当初予算編成に向けて七つのテーマを設定した。県民の実感を出発点に、各部局が新たな事業づくりに取り組んだ。

分析・政策形成への反映

「主観指標」「客観指標」を重ね、多角的に分析した上で、具体策へとつなげていく。
ウェルビーイングの考え方を全庁で共有するため、職員研修も実施している。

民間の知恵を生かす、共創の県政

県民のウェルビーイングを高めるためには、県だけで政策を立案するのは限界がある。そこで企業や自治体など多様な主体との共創にも注力している。象徴的なのが、民間企業からの事業提案の募集だ。県民の幸福実感の向上につながるアイデアを広く募ったところ、23社から応募があり、そのうち5社が、知事に直接提案する「静岡県ウェルビーイングパブリックピッチ」に臨んだ。民間の発想や実行力を取り込み、新たな解決策につなげたい考えだ。
県庁内でも所属課に関係なく、職員の提案を募集。政策立案を複層的に進めた。

「静岡県ウェルビーイングパブリックピッチ」参加者とプレゼンテーションの様子(2025年9月29日、県庁で)

オール静岡で進める、幸せづくり

『しずおかウェルビーイングプラン』という名称には、「日々の暮らしやすさや幸せを、県民一人ひとりに感じていただき、その実感を最大限まで高めることが何よりも大切である」という、強い思いが込められている。

行政だけでなく、県民や企業、団体などの多様な主体が、静岡県の目指す将来像を共有し、オール静岡で「幸福度日本一の静岡県」の実現に全力で取り組んでいく。
県民の皆さまにも『しずおかウェルビーイングプラン』の推進に向け、積極的な参画をお願いしたい。

この記事はいかがでしたか?

他の記事を読む

SNSで知り合いに教える

FacebookXLine

号別の記事一覧へ

CATEGORY

カテゴリー

BACK NUMBER

バックナンバー

ご意見をお聞かせください

最新号を読んでアンケートにご回答いただいた方の中から、抽選で10名様に「K'LURAピーナッツバター(有糖・渋皮あり・粒なし)」をプレゼントします。
一層充実したサイトを目指して、皆さまからのご意見をお待ちしています。

プレゼント対象の応募締切:2026年3月5日(木)まで

【注意事項】
・本品は農産物のため、年・季節によって色にばらつきがあります。
・ピーナッツアレルギーをお持ちの方は、絶対にお召し上がりにならないでください。
・開封後はキャップをきちんと閉め、お早めにお召し上がりください。