しずおかWELL-BE+ Vol.2

お客様の視点を生かして生まれた産地ならではのぜいたくなおいしさ|伊豆下田産『金目鯛ごはんの素』

動画を見る(YouTubeへ遷移します)

金目鯛水揚げ量日本一の漁港として知られる伊豆下田港。
この地で創業から100年以上の歴史をもつ渡辺水産が発売した『金目鯛ごはんの素』が、『ふじのくに新商品セレクション2024』で最高金賞を受賞し、注目を集めている。

ふじのくに新商品セレクション

商品の開発は、専務取締役の渡邉大貴さんのふとした気づきから始まった。
「『金目鯛炊き込みご飯の素』という商品を十数年前から販売しているのですが、東京の小売店に行った時、商品を手にして添加物の表示を気にしているお客様を何度か見かけたんです。そこで、食の安心・安全への意識が高いお客様にも選んでいただけるような商品を作りたい!と」。

有限会社 渡辺水産 専務取締役 渡邉大貴さん
水産加工会社5代目として、伝統を守りながら意欲的に新たなチャレンジに取り組んでいる

開発のポイントは、添加物を一切使わず、金目鯛そのもののおいしさを最大限に生かすこと。
化学調味料を加えないことによる物足りなさをカバーするため、金目鯛の身を20%増量し、頭と背骨を煮込んで作るだしも調整を重ね、約1年かけて納得のいく味を実現した。

伊豆近海は季節ごとにさまざまな種類の魚が取れる豊穣の海。漁師たちは自然の恵みに感謝しながら今日も漁場へと向かう
金目鯛の水揚げ量日本一を誇る下田港。年間漁獲量は3,000~4,000トン。その約8割が金目鯛だ
長い歴史の中で受け継がれてきた職人の技。頭も身も骨も余すところなく料理や加工品に生かす

さらにパッケージにも、とことんこだわった。
「ぜいたくな素材を使った商品なので、ご自宅用はもちろん、ちょっとした贈り物にも適しています。そこで上品さと親しみやすさのあるペーパークラフトの風呂敷風パッケージを考え、ギフト用商品としての価値を高めました。この商品を通して、全国のお客様に下田の金目鯛のおいしさを知っていただくと同時に、海洋資源の大切さや、下田で漁業に関わる我々の金目鯛への想いも感じとっていただけるとうれしいです」。

風呂敷風の包みの中心に真っ赤な金目鯛。パッケージを開ける前から心が弾む
包みを開けると、作り手からのメッセージ。温かみのある黄金色のだしの海もこだわりのデザイン
炊飯器で炊くだけで存分に金目鯛の味や香りを楽しめる
味がしっかり染み込んでいるので冷めてもおいしく、おむすびにするのもお薦めだ

今回の逸品のお問い合わせ先

有限会社 渡辺水産

公式サイト https://www.watanabe-suisan.co.jp/
オンラインショップ https://watanabe-suisan.shop-pro.jp/
住所(本社) 〒415-0016 静岡県下田市中470-7
TEL:0558-22-7260
住所(下田支店) 〒 415-0022 静岡県下田市二丁目9-25
TEL:0558-22-1169
営業時間 9:00~17:00
定休日 火曜日、第2、第3水曜日

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