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ミカン農家だから実現できた 100%恋蜜ジュース

2025(令和7)年3月

とろりと甘く、超濃厚 1本にミカン約20個分!

静岡県は、ミカンの生産量・消費量ともに全国トップクラス。そんな舌の肥えたミカン王国の住民も、とりこにしているのが「100%恋蜜(こいみつ)ジュース」です。

作っているのは静岡市清水区庵原町で、西ヶ谷蜜柑農園を営む3代目の西ヶ谷亮志さん、美穂子さん夫妻。今から7年前、ミカン産地の衰退に危機感を覚え、生産だけでなく加工品(ジュース)作りをスタート。しかし、思うように売れなかったと振り返ります。
「山になった在庫を飲みながら、栽培からジュースの製造までの全てを見直すべきだと強く思いました」と亮志さん。
それ以降、何千本とあるミカンの木を一本ずつ見て回り、木の成長に合わせてやるべき作業を続けながら図面に記録していきました。その5年後には独創的な栽培方法を確立し、特許を取得。濃厚で雑味のない、クリアな甘さの「100%恋蜜ジュース」は夫妻の情熱そのものです。

西ヶ谷蜜柑農園の西ヶ谷 亮志さん、美穂子さん夫妻
「私たちが自信を持ってオススメする「100%恋蜜ジュース」。ぜひ味わってみてください!」
古くからミカン栽培が盛んな静岡市清水区庵原地域。代々受け継いできた畑に加え、高齢農家から託された畑も管理しています

毎年1月に完熟ミカンを収穫し、皮をむいて果肉のみを搾汁。2月頃から西ヶ谷蜜柑農園直売所「恋蜜cafe」(静岡市清水区銀座)で販売が始まります。カフェのオーナーを務める美穂子さんは、「その時々で売れるのもうれしいですが、やっぱりおかわり(リピート)がうれしいですね。長く味わってほしいから」と思いを語ってくれました。2024年度「優良ふるさと食品中央コンクール」(国産農林産品利用部門)で農林水産省大臣官房長賞を受賞。優れた品質・開発が高く評価されました。

高齢化や後継ぎ問題で農家が減る中、西ヶ谷蜜柑農園では4人の若者が汗を流して働いていて、活気に満ちています。革新的な栽培方法で農業の魅力も伝えています。

温州ミカンでは極早生、早生、青島、寿太郎などの品種を栽培。中でも特に優れたミカンを自園ブランドとして「恋蜜」と名付けています
直売所も兼ねた店内ではジュース原料の恋蜜ミカンも販売。創業当時のチラシが飾られ、老舗農家のプライドを感じさせます

お問い合わせ

ヤマニ柑橘 西ヶ谷蜜柑農園

公式サイト

https://koimitu-mikan.com/

住所

西ヶ谷蜜柑農園直売所「恋蜜cafe」
静岡市清水区銀座9-21

TEL

080-8833-0106

営業時間

11:00~16:30

定休日

毎週水曜日

「恋蜜cafe」で販売(毎年2月~販売。売り切れ次第終了)
※郵送対応可(送料別途必要)。
カフェではパフェやフルーツサンド、夏はかき氷も。

アンケートに答えて当たる!

上のアンケートフォームにて、本誌へのご意見、ご感想をお寄せいただいた方の中から
抽選で10名様に「100%恋蜜ジュース(1000ml)」1本をプレゼント!
回答期限:2025年4月30日(水)まで

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