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静岡県が世界に誇る、桜えびの感動を全国に届けたい──。その思いから誕生したのが、「静岡釜揚桜えび缶詰」だ。

缶を開けた瞬間に広がる、香ばしい香りと鮮やかな桜色。そして、口の中で広がる、ふんわりとした食感。いつでもどこでも新鮮な桜えびを楽しめる缶詰だが、開発までの道のりは平たんではなかった。

「静岡釜揚しらす缶詰」の商品化に成功していた静岡市清水区の山梨罐詰の開発チームにとっても、桜えびの味・香り・色合いを缶詰で再現するのは難しかった。
開発に携わった研究開発部の加藤愛理さんは、「釜揚げした瞬間の桜えびのおいしさを味わっていただくために、 風味の分析を行うなど、製法や工程の試行錯誤を重ねました。納得のいく商品が完成するまでに3年もかかりました」と語る。

こうした開発者の熱意と挑戦、そして地域資源の活用が高く評価され、「2024グッドデザインしずおか」で、最高賞である大賞（県知事賞）を受賞。「コトとモノが結実したデザイン」として、審査員の満場一致で決定した。

2024グッドデザインしずおか 大賞受賞ページ

2024年7月、「静岡釜揚桜えび缶詰」は同社のオンラインショップなどで販売をスタート。自家用はもちろん、贈答用としても好評だ。
缶詰だから持ち運びが容易で、長期保存可能。桜えびの可能性を大きく広げる商品として、注目を集めている。

今回の逸品のお問い合わせ先

山梨罐詰株式会社

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応募期限：2025年7月31日(木)まで