【第3回山の洲ビジュアルアワード 】総合部門大賞「茶と暮らし、生きてゆく」
2024年3月12日
動画概要:静岡県掛川市でお茶と暮らす夫婦の日常。
掛川の山奥で子どもの頃から暮らす旦那さんと結婚して嫁いできたお嫁さん。
価値観の違う2人がお茶農家をしながら掛川の山奥で豊かな暮らしをしている姿を紡いだ
ドキュメンタリー作品。
作品名:「茶と暮らし、生きてゆく」
制作者:松村 康介
撮影地:茶畑 掛川市日坂(掛川市)
★審査員コメント
映っている舞台は、有名な観光スポットなわけでもない。
出てくる夫婦は、誰にも負けないような強い想いを持って茶農家を始めたわけでもない。
それなのに、この夫婦が作るお茶のパンをとても食べたくなりました。
これこそ映像の力だと思います。
日々の穏やかな普通の暮らしを魅力的に描くことに成功した作品だと思います。
トップカットでのしぐさや、「じゃん!」と収穫の成果をカメラに見せてくれる奥さん、
軽快な言葉のやりとりなど取り繕うことのない自然体な二人が終始活かされ、
ここに暮らすことの「幸せ」が温かく伝わってきます。
きっと制作者自身が一番彼らに魅力を感じていて、
だからこそ我々視聴者を魅了させる映像になったのではないでしょうか。
派手ではなくても、映像で描ける魅力はたくさんあるのです。
山の洲には、描かれていない魅力がまだまだたくさんある、そんな可能性を感じさせてくれた作品です。
☆大賞☆
「茶と暮らし、生きてゆく」松村 康介
☆優秀賞☆
「お~い!こい焼きくん」藤田 治
「戸隠神社奥社 白銀の参道」樽田 健二
「つくるまち、つなぐまち。遠州産地」鈴木 雅人
「富士山頂に沈む月と昇る月」関根 元治
「フェニックス-蘇った空の奇跡 長岡大花火大会を追って-」村岡 弥和
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