【県政ニュース】240611_県立美術館「テオ・ヤンセン展」
2024年6月13日
県立美術館では、風の力を利用して歩く作品を展示した「テオ・ヤンセン展」を開催しています。
オランダを代表する現代アーティスト、テオ・ヤンセンによって生み出された作品、「ストランド・ビースト」の実物や映像が展示され、ヤンセンが創造した、芸術と科学を横断する世界を楽しむことができます。
▼県立美術館「テオ・ヤンセン展」 https://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/103
ストランド・ビーストはプラスチック・チューブやペットボトルなど身近な素材から構成され、風の力を利用して、まるで生きているかのようになめらかな動きを見せてくれます。
会場内には、大小様々な作品が展示されており、間近でビーストの姿を楽しむことが出来ます。また、毎日、実際に動く様子を見ることが出来るリ・アニメーションが実施され、まるで生きているかのような迫力のある姿を見ることができます。
そのほか、実際に手で押して動かす体験もできます。
この展示の魅力について、作品のオペレーターである友寄さんは、
担当者(オペレーター 友寄氏)
「テオさんが作ったプラスチックチューブできた人工生命体が間近で動くのを体感できるというのがすごく魅力かなと思います。」
「どうやってこのビーストができたのかとうことも知って欲しいですし、家族で来られるとお父さんやお母さんの感じ方とお子さんの感じ方も違うのでそれもまたおもしろいのかなと思います。」
15日(土)、16日(日)には、屋外でストランドビーストが動く特別イベントが予定されています。
担当者(オペレーター 友寄氏)
「美術館の館内で来館したお客さんが押して体感できるビーストがいるんですけど、それを特別にこの土日芝生広場にもっていって自然の中を歩くビーストを鑑賞しようという、ビーストのお散歩みたいなイベントをします。めったに見る機会はないので楽しみにしてもらえたらなと思います。」
また、22日(土)、23日(日)には、普段は動くことのない、ストランドビーストの動く姿を見ることが出来る特別イベントも予定されています。
この展覧会は来月7日(日)まで開催しています。