【県政ニュース】240717_BLUE ECONOMY EXPO@Suruga Bay 開催!

2024年8月2日

7月17日、18日、清水港日の出地区にて、海洋に関する企業や有識者、研究機関が集結し、「海」に関する先端技術や情報の発信を行う「BLUE ECONOMY EXPO @Suruga Bay」が初開催されました。

この催しは、一般財団法人マリンオープンイノベーション(MaOI)機構が主催、静岡県・静岡市との共催で開催され、企業や大学、研究機関が一堂に会する展示会「海のEXPO」や、国内外の海洋関連の有識者や団体等が集う国際会議「海の未来会議」が行われました。

 開会にあたり主催であるマリンオープンイノベーション機構の松永理事長は、

松永理事長

「静岡県では、駿河湾を始め、静岡の海をフィールドとして海の豊かさを守りながら海洋関連の持続可能な経済活動に取り組むブルーエコノミーを推進するためにマリンオープンイノベーションプロジェクトに取り組んでいます。人も自然も豊かで持続可能な社会を目指すこの取り組みは、静岡県にとどまらず海洋国家日本全体に、そして海につながる世界各国とも共有して連携していくべきものであります。(中略)このEXPOを通じて発信される多種多様な知見やこの地に集う多様な人々との交流が、人も自然も豊かな社会を生み出す先進的な価値につながると期待してやみません。」

 とEXPOと今後の期待を語りました。

 清水マリンターミナルにて開催された展示会「海のEXPO」では、企業や大学など46の団体が出展し、海洋に関連するさまざまな最先端技術の展示やプレゼンテーションが行われました。また、会場では出展者と県内企業等の商談やマッチングも行われていました。

 また、清水マリンビルでは国際会議「海の未来会議」が開催され、共催となる静岡県、静岡市からも鈴木知事、難波市長が参加しました。

鈴木静岡県知事

 「静岡県では2019年にマリンオープンイノベーションプロジェクトというものをスタートさせまして海の産業の振興、あるいは海洋環境保全、こうしたものの世界的な拠点を形成していこうという取り組みが進められております。(中略)このEXPOを軸にこれまでの成果であるとか、静岡県の豊かな海洋資源をもつポテンシャル等々をですね、大いに国内外に発信することによっていろんなスタートアップであるとか投資家でありますとか企業、こうしたものをですねぜひこの静岡県にもっともっとですね、たくさん来ていただくようにしていきたいと思っています。

 難波静岡市長

 「駿河湾は日本でも最も深い湾で、恵まれた地形、多様な生物が住んでおります。この静岡市を海洋開発、技術開発の拠点にどうしてもしたいという風に思っております。(中略)海洋の社会変化を生む動きを静岡県と連携して、そして今回お集まりいただいた国内外の多くの産官学の皆様と共創して、この動きを加速していきたいと思っています。」

 そのほか、屋外の会場では、同時開催イベントとして、活魚輸送トラックを用いた移動水族館や、水中ドローンデモ等のデモンストレーションも行われ、訪れた方は熱心に出展者の説明に耳を傾けていました。

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