静岡で輝く人 総合情報誌ふじのくに

柴田 陽加さん/ 子どもだけではなく、ママにもうれしい子育て支援を実現

2025(令和7)年3月

ママが“わたし”になれる場を

湖西市のJR新居町駅から西へ数百m。歯科天陽堂柴田医院に併設された私立子育て支援施設『OHANA PARK』を運営しているのは、柴田陽加(はるか)さん。

黒を基調にしたモダンな建物に歯科医院と『OHANA PARK』の文字が並びます

きっかけは数年前の湖西市への移住。「夫が実家の歯科医院を継ぐことになり、2020年1月に家族で東京からこちらへ。ところが周辺にはカフェや子どもが遊ぶ場所が少なくて、さらにコロナ禍で外に出ても人がいない。友人もいない初めての土地で、1歳の子どもを抱えて毎日孤立感をひしひしと感じていました」と、当時を振り返ります。

もともとアクティブで、子育て中も自分が楽しめる場や時間を確保したいと思っていた柴田さん。今の暮らしに足りないものは何だろうと考え、子どもだけではなくママたちも心地よく交流できて、くつろげる場を作ろうと決心。

そこからの行動は早く、2021年からSNSでママたちのネットワークを広げることから始め、同時に地域の飲食店や企業など、ママたちの暮らしと関わりのありそうなショップやオーナーとつながり、1,000人以上のフォロワーを得ました。「改めてママたちのネットワーク力はすごいと感じました。施設の立ち上げに賛同してくださる方が多くて心強かったです」。

そして2023年6月に『OHANA PARK』を開設。基本サービスは、ランチやワークショップを楽しみながら、ママたちがゆったりと交流をはかるスタイル。子どもたちを見守るスタッフがいるので、大人同士で落ち着いて会話をする時間も持てます。「ここに来ると◯◯ちゃんのママ…ではなく、自分自身に戻れるという方が多いです。こういう場ができてうれしい、ここに来るとほっとする…と、リピーターになってくださる方が増えています」。

施設名の由来はハワイ語で、血縁のある家族ではないけれども、家族のような温かな絆を示す『OHANA』という言葉から。ママたちの緩やかなつながりが広がっていく場にふさわしい名前です。

開館日は月・火・金・土。親子連れ限定なので、ママたちも周囲に気兼ねなくくつろげます
ランチはいろんなメニューが2~3カ月おきで登場。このランチを楽しみにしているママたちも多いとのこと

2024年には、県が戦略的なデザイン活用事例を表彰する『グッドデザインしずおか』のユニバーサルデザイン賞を受賞。さらに湖西、浜松、豊橋地区の親子向けチャリティーイベント『愛のWA』実行委員長も務め、活動の場はますます広がっています。
「湖西市に来た時は不安もありましたが、今は仲間も増え、食べ物がおいしくて自然豊かなこの場所が大好きです」。

サポートスタッフと一緒に。スタッフも子育て中の人が多く、みんなでアイデアを出し合っています

プロフィール

柴田 陽加さん

OHANA PARK 館長

東京都出身。看護師、歯科衛生士。家族は夫と子ども3人。趣味は独身時代から続けているフラダンス。休日は東京に帰省したり、テーマパークに出かけたり。「子どものためというより、自分がやりたいこと、面白いと思うことに、家族を巻き込んで楽しんでいます」。

編集後記

県総合情報誌「ふじのくに」は今号で紙媒体での発行を終了、令和7年度からデジタル広報誌にリニューアルします!今夏頃に、裏表紙(裏面)で紹介している「ふじのくにメディアチャンネル」内で掲載予定ですので、引き続きご高覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。(麻)

読者の声 第59号アンケートより

点群データはさまざまな分野で活用できる貴重なデータであると考えています。これを活用して静岡をもっと魅力のある街にしていきたいです。(静岡市 N.Tさん)

静岡県は自動車関連企業も多く、次世代エアモビリティの先進導入地域にふさわしいと感じました。その取り組みを知ることができて興味深かったです。(東京都 T.Sさん)

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