フカボリ
身近なところにも活用されています!国勢調査の意味を知ろう
2025年8月29日
県民だより9月号では、国勢調査の特集をしています。
紙面でも調査結果が何に使われているか、というところに触れましたが、フカボリでは、県内で実際にどのように活用されたかを紹介していきます。
今回取材に応じていただいたのは伊東市役所都市計画課の鈴木さんです。
国勢調査って自分とは関係ないかも…と思っている方にも、この記事を通して身近なものに感じてもらえればと思います。ぜひご覧ください。
ex. 静岡ブルーレヴズの選手にオンライン回答を体験してもらいました!
1. イントロダクション
○業務内容について
都市計画課では、住みやすいまちづくりのために、計画・規制・事業の三つに取り組んでいます。
1 計画:まちづくりの基本方針の策定をする
2 規制:何に使う地域かを定めて街のルールを作る(ここは商店街、ここは住宅街…など)
3 事業:道路や公園、下水道、駅前広場等、都市に必要なインフラを整備する

2. 結果の活用について
○国勢調査の結果を活用して実際に何を行った?
伊東市では、人口減少の傾向がある地域の都市計画道路3路線について、拡幅等の計画を廃止しました。
道路の廃止と聞くと不便な悪いイメージがあるかもしれませんが、以下のようなメリットもあります。
・土地利用上の制限(建てられる建物の大きさの制限など)がなくなり、自由に土地利用ができるようになる。
・廃止は人口の動きや社会経済情勢を考慮して行われているため、実際の需要に沿った効率的な公共投資ができるようになる。
また、調査結果から人口が集中している地域や住んでいる方の年齢構成が分かるため、商業施設や福祉施設の設置など、効率的なまちづくりの参考にしています。

伊東市の都市計画道路は昭和30年代から40年代に計画決定されているものが多く、高度経済成長期の人口増大や市街地拡大、自動車交通の増大を前提に計画されていました。
しかし、その後の社会情勢や交通需要の変化に伴い、都市計画道路の役割や機能にも変化が生じてきていたことから見直しを行い、この度、一部の都市計画道路について廃止を行いました。
○統計は5年ごとだが、どのように先を見据えて活用している?
都市計画では、おおむね20年後の将来像を見据えて計画づくりをしていますが、おおむね5年ごとに計画の見直しなども行っています。見直しの都度、最新の国勢調査の結果を踏まえた計画の改定などを実施するようにしています。
また、国勢調査の結果を前提とした国立社会保障・人口問題研究所の人口推計も参考としています。

○なぜ国勢調査の結果を活用することになった?市独自の調査結果等との違いは?
市で住民登録のデータを見ることもできますが、伊東市の場合、別荘地が多いこともあり、住民票とは違う場所に住んでいる方や、高齢のため住民登録を置いたまま家族のところや老人ホームなどへ住んでいる方も多くいます。そのため、市で持っている情報と実態にズレが生じている場合があります。
一方国勢調査では、調査員の方が現地を訪問して調査しているので、実際の需要に沿ったデータを得ることができます。
また、他の調査に比べて調査区の区割りが細かいため、より詳細なデータを使って人口密度が高い区域にさまざまな施設を設置したり居住を促していくなど、持続可能なまちづくりを進めていくことができます。キルも身についたかなと思います。
○具体的に調査結果のどの部分を使用している?
主に人口データを使用しています。調査区ごとの人口密度や年齢構成を見て、高齢化率の高い区域は人口の将来予測も少なくなる、逆に若い方が多い区域は人口増加の見込みがあるなど参考にしています。
3. 最後に
道路の整備計画など、身近なまちづくりにも国勢調査は活用されています。
国勢調査の結果によって、皆さんの暮らしがより良いものに変わるかもしれません。
自分の回答がまちづくりに影響を与えるという意識を持って回答してみませんか?

ex. 静岡ブルーレヴズの選手にオンライン回答を体験してもらいました!
8月6日(水)、県庁東館2階県民サービスセンターで国勢調査の広報イベントが開催されました。
当日は静岡ブルーレヴズの郭 玟慶(かく ぶんけい)選手をお招きし、オンライン回答のデモ体験をしていただきました。

オンライン回答はQRコードを読み取るだけで簡単にログインでき、多言語に対応しているため、どなたでもスムーズに回答が行えます。
郭選手からのノベルティの配布もあり、会場はとても盛り上がっていました!


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https://www.pref.shizuoka.jp/kensei/pr/johoshi/kenmin/1070652/1077037/index.html
国勢調査2025キャンペーンサイト
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