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K-POPがつなぐ日韓の未来!韓国訪問に挑んだ高校生10人、その出発点をお届けします!

2026年9月17日

静岡県の高校生たちが8月3日から7日まで、静岡県が、友好協定を結ぶ韓国・忠清南道を訪問しました。

その出発前、参加する高校生たちは、どんな思いを抱き、現地の交流に備えていたのでしょうか。

今回は、7月11日、静岡県庁で行われた事前オリエンテーションを振り返り、高校生たちが韓国へ旅立つまでの「最初の一歩」を紹介します。

目次

1.事前オリエンテーションの概要 
2.生徒インタビュー①:訪問にかける思いと期待
3.生徒インタビュー②:専門家の講義と新たな学び
4.まとめ

1.事前オリエンテーションの概要

オリエンテーションの幕開けは、参加者の自己紹介とアイスブレイクから始まりました。初めは少し硬い表情だった生徒たちも、好きなK-POPアーティストの話題やイントロクイズが始まると、すぐに打ち解けました。曲が流れてわずか1秒で挙手して次々と正解する生徒もいて、会場は大いに盛り上がりました。

盛り上がる生徒たちの様子

研修では、訪問先である韓国の基本情報や、「韓国K-POP高校」について学びました。同校は2020年に開校した韓国初の文化芸術特性化高校で、生徒の約70%がダンスや歌などを専攻し全員が寮生活を送っています。当日は現地の生徒とペアで滞在し、ダンスレッスンや伝統衣装体験などを行う予定です。

午前のグループワークでは、現地で披露する「静岡県紹介プログラム」の企画にとりかかりました。このプログラムは、県内の高校生が現地の高校生たちに向けて静岡県の魅力を紹介するものです。紹介するコンテンツやプレゼンテーションの手法を生徒自身がゼロから企画・実施することで、参加者同士の絆をより一層深めることができます。

「富士山」「お茶」「駿河湾の海鮮」「アニメの名所」といった静岡県ならではのアイデアが飛び交い「どうすれば楽しんでもらえるだろう」という視点で、10人全員で役割分担や進行を真剣に話し合いました。

アイデアを出し合う学生たち
ホワイトボードにアイデアを書き出していく学生たち
書き出されたアイデアたち
全員で話し合う様子

2.生徒インタビュー①:訪問にかける思いと期待

事前オリエンテーションに参加した生徒たちに、今回の訪問事業に応募したきっかけや現地で楽しみにしていることについて話を聞きました。

Q.この事業に応募したきっかけは?

「友達に誘われたのがきっかけですが、もともと韓国やK-POP、ダンスが好きでした。自分で調べていくうちに日本と韓国の違いや共通点を知り、さらに興味が湧き『現地に行けば絶対に分かり合えるはず』と思ったからです」

Q.訪問に向けて一番楽しみにしていることは?

「ネットで調べたりメディアで知ったりするだけでは分からない、リアルな韓国の食生活や高校生活を知りたいです!将来はダンスを仕事にしたいと考えているので、現地の生徒たちが悩んだりマイナスな気持ちになったときにどう乗り越えているのか、メンタルの持ち方についても学んでみたいです。もちろん現地の高校生と恋バナもしてみたいです(笑)」

3.生徒インタビュー②:専門家の講義と新たな学び

午後は、静岡県立大学の小針進教授による基調講演「日本の高校生の常識として韓国との関係を知る」が開催されました。

小針教授は、歴史や政治といった「暗」の側面だけでなく、若者文化などの「明」の側面も含めて日韓関係を多角的に捉える重要性を指摘されました。さらに少子高齢化や地方創生など「日韓両国は全く同じ課題に直面しているパートナーである」と語りました。

講演を聞いた生徒たちからは、日韓関係に対する新たな気づきや学びの声が上がりました。

Q.講義を聞いて、新しく学んだことや気づいたことは?

「歴史的な問題があったとしても、文化やそこに住む人々が悪いわけではないと実感しました。日本人一人一人の行動が、現地での日本のイメージに関わるという話にハッとさせられたので、自分が日本の代表だという意識を持って深く交流したいです。また、両国が同じ社会課題を抱えているなら協力し合うべきだし、私たち若い世代だけでなく、上の世代の方々にも韓国への理解が広がってほしいと感じました」

講演後、生徒たちは「日韓に対するイメージ(眺め)」や新たに気づいたことを付箋に書き留め、模造紙に貼り付けながら、自分自身の学びを深めていました。

付箋に考えを書き留めていく様子
それぞれの意見

午後のグループ交流では、午前中に考えた「静岡県紹介プログラム」の仕上げとして、現地では「韓国語」で発表するため、単語や表現の最終確認を行いました。自分たちの思いを、自分たちの言葉で届けるため、真剣な眼差しで準備を進めていました。

そのような姿勢や取組を見守っていた本事業の担当者である地域外交課の高さんは、高校生たちに「ただの『良いところ探し』にとどまらず、日本との違いをそのまま受け止めて、フラットな視点で学んできてほしいです。初めて海外に行く生徒も多いので、まずは現地での経験を思い切り楽しむことが一番。この交流を通じて現地に友達をつくり、忠清南道や世界と静岡をつなぐ『グローバルな架け橋』になってくれることを期待しています」とエールを送りました。

4.まとめ

このオリエンテーションを経て、高校生たちが韓国・忠清南道を訪問しました。出発前に抱いていた期待や、ここで得た学びを胸に、現地での交流を実行した10人。その出発点には、高校生たちが、自分たちのアイデアと言葉で新しい交流の形を創り出そうとしたり、静岡を伝えようとするオリエンテーションでの姿がありました。訪問をきっかけとして、新たな交流の花を咲かせてくれることを期待しています。

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